葬儀の費用は、その規模や内容・形式と密接に関わってきます。
従来の葬儀では家族や故人の希望とはうらはらに、交友関係の広さが葬儀の規模に大きく影響し、その内容や形式についても家族の希望や故人の意志が尊重されるのはごくわずかな部分でしかなかったように思います。
最近では、お知らせする範囲をあらかじめ家族で話し合い、その規模を縮小し、火葬だけをすませる、あるいは家族だけで見送るといったケースも少なくありませんし、無宗教での葬儀やお別れ会といった葬儀の形式においても多様化しています。
消費者の葬儀に対する多様化は、これからもますます大きなものになるでしょう。
葬儀費用についても、祭壇費用一式●●円、セットプラン●●円といった従来の物販と同じご提案だけでは多様化する消費者のご希望にお応えする事が難しくなると考えています。
弊社では、そのような消費者の希望にお応えするために、商品とサービスのあり方を徹底的に見直しました。
過去のデータではありますが、平成15年の「日本消費者協会」調査結果の発表の値を参考に費用の相場は下図のようになります。
費用の内訳 | 全国平均(H11) | 東京平均(H13) |
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祭壇・棺等、葬儀自体に関わる直接的な費用 | 150.4万円 | 175.5万円 |
飲食・会葬返礼等、接待に関わる付帯・間接的な費用 | 38.6万円 | 64.1万円 |
宗教儀礼等の費用 | 48.6万円 | 66.1万円 |
合計 | 236.6万円 | 305.7万円 |
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